くつ‐がえ・る【覆る】
[動ラ五(四)] 1 ひっくり返る。裏返る。転覆する。「—・った船体」 2 倒れ滅びる。「政権が—・る」 3 それまで正しいものとされてきた考え方や決定が根本から変えられる。「最高裁で判決が—・...
ふ‐いく【覆育】
天地が万物をおおい育てること。また、守り育てること。「此師の—を蒙(かうむっ)て、今成長せり」〈正法眼蔵随聞記・六〉
ふう‐さい【覆載】
1 この世にあるすべてのものを、天がおおい地が支えていること。また、その恩。 2 天地。宇宙。
ふく【覆】
[常用漢字] [音]フク(呉)(漢) フウ(漢) [訓]おおう くつがえす くつがえる 〈フク〉 1 ひっくり返る。くつがえる。くつがえす。「覆水・覆轍(ふくてつ)・覆没・覆滅/転覆」 2 も...
ふく‐さ【覆砂】
海底や湖底を砂で覆うこと。主にヘドロが発生した浅場の底質改善のために行われる。
ふく‐しゃ【覆車】
車が転覆すること。また、その車。
覆車(ふくしゃ)の戒(いまし)め
前人の失敗が後人にとって戒めとなることのたとえ。前車の覆るは後車の戒め。
ふく‐しん【覆審】
上級審で、下級審とは無関係に訴訟資料を集め、これに基づいて事件の審理をやりなおすこと。また、その審級。→事後審 →続審
ふく‐じゅ【覆手/伏手】
《「ふくしゅ」とも》琵琶(びわ)の部分名称の一。腹板の下方に隠月(いんげつ)をおおうように取り付けた板で、弦の下端を止める。
ふく‐すい【覆水】
容器からこぼれた水。