みる【見る/視る/観る】
[動マ上一][文][マ上一] 1 目で事物の存在などをとらえる。視覚に入れる。眺める。「みればみるほど良い服」「星空をみる」 2 見物・見学する。「映画をみる」 3 (「看る」とも書く)そのこと...
見(み)る影(かげ)もな・い
見るに堪えない。まことにみすぼらしく、みじめである。「—・くやせ細る」
みる‐から【見るから】
[副]ちょっと見ただけで、いかにもそういう感じがするさま。一目(ひとめ)見て。「—うまそうな料理」「—に高級な品」
みる‐しょう【観る将】
俗に、自分では将棋を指さずに、プロ棋士などの対局の観戦を楽しむ将棋ファンのこと。
見(み)ると聞(き)くとは大違(おおちが)い
人から聞いて想像するのと、実際に見るのとでは、大変な相違がある。
見(み)る所(ところ)少(すく)なければ怪(あや)しむ所(ところ)多(おお)し
《「牟子」から》見聞の狭い人は、何かにつけて驚き迷うことが多い。
見(み)るに忍(しの)び◦ない
あまりにも気の毒であったり、ひどい状態であったりして、見ているのが非常につらい。「—◦ない惨状」
見(み)るに堪(た)え◦ない
あまりにみじめで、まともに見られない。見るに忍びない。「—◦ない光景」
見(み)るに見兼(みか)・ねる
はたで見ていられない。見ていて安心できない。「—・ねて注意する」
見(み)る間(ま)に
ちょっと見ている間に。見る見る。またたく間。「—走り去る」