されば‐いな【然ればいな】
[連語]《「いな」は終助詞》女性が応答するときの語。そうですとも。さればいの。「—、その文見ると嬉しうて」〈浄・生玉心中〉
さ・れる【曝れる】
[動ラ下一][文]さ・る[ラ下二]長い間、風雨や太陽にさらされて、色あせたり朽ちたりする。「動物の骸骨でも見るように白く—・れていた」〈藤村・嵐〉
さん‐えん【三縁】
仏語。唐の善導の説く、念仏行者と阿弥陀仏との間に結ばれる3種の縁。衆生(しゅじょう)の三業(さんごう)と仏の三業とが不離となる親縁、衆生が仏を見ることを欲すればただちに仏が顕現するようになる近縁...
さん‐かん【参観】
[名](スル)その場所に行って、見ること。「授業を—する」
さん‐たん【惨憺/惨澹】
[名・形動]いたましいこと。なげかわしいこと。また、そのさま。「一朝爆発した其跡は実に—を極めますナ」〈魯庵・社会百面相〉 「形容するのが—な位に」〈葉山・海に生くる人々〉 [ト・タル][文...
さん‐とく【三徳】
1 人、または君主として守るべき三つの徳目。「中庸」で説かれた、智・仁・勇など。 2 仏語。 ㋐仏果にそなわる三つの徳。衆生に恵みを与える恩徳、煩悩(ぼんのう)を断ち切る断徳、智慧をもって平等に...
サンプラー【sampler】
1 見本検査人。食べる、飲む、見る、聞くなどを試して感想を述べる人。 2 「サンプリング楽器」に同じ。
し【視】
[音]シ(漢) [訓]みる [学習漢字]6年 1 注意して見る。見る。「視界・視覚・視察・視野・視聴者/可視・監視・凝視・検視・正視・注視・透視・黙視」 2 見なす。そのように扱う。「軽視・重視...
し‐いっし【視一視】
じっとよく見ること。「襟間の時器(とけい)を出し、—して曰く」〈織田訳・花柳春話〉
しお【潮/汐】
1 月や太陽の引力によって周期的に起こる海面の昇降。うしお。「—が満ちる」「—が引く」 2 海水。また、潮流。海流。「—を汲む」「—が変わる」 3 事をするのによい機会。しおどき。「それを—に席...