み‐かくし【見隠し】
窓などの前をおおって内部が見えないようにしたもの。めかくし。
みかくし‐べい【見隠し塀】
外側から内部が見えないように立てた塀。風の通じるように板にすかしを設ける。
み‐かく・す【見隠す】
[動サ四]見て見ぬふりをする。「女君、見給はぬやうなるを、せめて—・し給ふ御目尻(まじり)こそわづらはしけれ、とて」〈源・松風〉
み‐かけ【見掛け】
外から見たようす。外側から見た印象。外見。外観。うわべ。「—にだまされる」「—はうまそうだ」
みかけ‐だおし【見掛け倒し】
[名・形動]外見はすぐれているが、実質は劣っていること。また、そのさま。「—の臆病者」
見掛(みか)けによら◦ない
外見からだけではよくわからない。「—◦ず神経が細やかだ」
みかけ‐の‐とうきゅう【見掛けの等級】
⇒実視等級
み‐か・ける【見掛ける】
[動カ下一][文]みか・く[カ下二]目にとめる。「あの人はよく駅で—・ける」
み‐かじめ【見ヶ〆】
管理・監督すること。後見をすること。「—料」「父は死し、叔父仁介があとの—をしていたうえに」〈火野・黄金部落〉
みかじめ‐りょう【見ヶ〆料】
暴力団が、縄張りとする繁華街の飲食店や風俗店などから取り立てる用心棒料。おしぼり代・観葉植物代・広告代などの名目で法外な金額を請求するものもいう。 [補説]語源不詳。毎月3日に取り立てる、要求し...