み‐かじ・る【見齧る】
[動ラ四]ちらっと見る。うわべだけ見る。「隣りのやつ—・り」〈咄・鹿の子餅〉
み‐かた【見方】
1 物を見る方法。「地図の—」 2 ある立場からの物事の考え方。見解。みよう。「彼と私とでは—が異なる」
み‐か・ねる【見兼ねる】
[動ナ下一][文]みか・ぬ[ナ下二] 1 平気で見ていることができない。「見るに—・ねる」「—・ねて忠告する」 2 見ることができない。「家見れど家も—・ねて」〈万・一七四〇〉
み‐かわ・す【見交(わ)す】
[動サ五(四)]互いに見る。見合う。「目と目を—・す」
み‐がく・る【見隠る】
[動ラ下二]見えたり隠れたりする。「尻にさしさがりて、—・れ—・れ行くに」〈著聞集・一二〉
み‐がてら【見がてら】
[連語]《「がてら」は接続助詞》見ながら。見ついでに。「桜を—散歩する」
み‐がてり【見がてり】
[連語]《「がてり」は接続助詞》「見がてら」の古形。「山辺(やまのへ)の御井を—神風の伊勢娘子(いせをとめ)ども相見つるかも」〈万・八一〉
み‐が‐ほ・し【見が欲し】
[形シク]見たい。→がほし「橘の成れるその実はひた照りにいや—・しく」〈万・四一一一〉
み‐きき【見聞き】
[名](スル)見たり、人から聞いたりすること。けんぶん。「—したことを本にする」
み‐き・く【見聞く】
[動カ五(四)]見たり聞いたりする。見聞する。「いろいろ—・くに恐ろしい事件だ」