みなし‐ろうどうじかん【見做し労働時間/看做し労働時間】
出張や外勤の営業など、事業場外での勤務で使用者の指揮監督の及ばない場合、実労働時間の長短にかかわらず、所定の労働時間を勤務したとみなすこと。労働基準法第38条に定める。
み‐な・す【見做す/看做す】
[動サ五(四)] 1 仮にそうと見る。そうでないものをそうとする。仮定する。「雪を花と—・す」 2 判断してそうと決める。「返事のない者は欠席と—・す」 3 法律で、ある事物と性質の異なる他の事...
み‐ならい【見習い】
1 見習うこと。「家事—」 2 本務につくために、また、その資格を得るために、業務などを実地に見て習うこと。また、その人。「大工の—となる」「—期間」
みならい‐しかん【見習い士官】
旧日本陸軍で、少尉に任官する前の一定期間、曹長の階級で、将校の勤務を見習う間の職名。
み‐なら・う【見慣らふ/見馴らふ】
[動ハ四]繰り返し見て、目になじんでいる。「—・ひ給はぬ幼き心地には、いとうれしくて」〈宇津保・楼上上〉
み‐なら・う【見習う/見倣う】
[動ワ五(ハ四)]人のすることを見て覚える。見て学ぶ。また、見てまねをする。「先輩を—・う」「よいところだけ—・いなさい」
み‐なら・す【見慣らす/見馴らす】
[動サ四]常に見させて目になれさせる。見なれるようにする。「さやうにても—・し奉らむと」〈源・常夏〉
み‐な・れる【見慣れる/見馴れる】
[動ラ下一][文]みな・る[ラ下二] 1 何度も見てよく知っている。「ラッシュアワーの—・れた光景」「—・れない顔」 2 なれ親しむ。親しく交わる。「まだよくも—・れ給はぬに、幼き人をとどめ奉り...
み‐にく・い【見難い】
[形][文]みにく・し[ク]見るのがむずかしい。よく見えない。見づらい。「字が小さくて—・い」
見(み)ぬが花(はな)
物事はまだ見ないで、どんなだろうと想像しているうちがよいものであるということ。