ひ‐じ【非時】
仏語。 1 僧が食事をしてはならないと定められた時。正午から翌朝の日の出前までの間。僧侶は正式には1日1食で、午後の食事は禁止されていた。 2 僧の午後の食事。規定にかなう正午以前にとる食事の斎...
ひ‐せんとうちいき【非戦闘地域】
武力を用いた争いが行われていない場所。 [補説]日本の安全保障体制に関する議論では、自衛隊の海外における活動範囲を表す用語として使用される。周辺事態法では「現に戦闘行為が行われておらず、かつ、そ...
ひとくてい‐ぼうかたいしょうぶつ【非特定防火対象物】
消防法で規定する防火対象物のうち、特定防火対象物以外のものをいう。学校・共同住宅・事務所・工場・倉庫などがこれにあたる。
ひにん‐の‐うったえ【否認の訴え】
否認権を行使する方法の一つ。訴訟を起こすことで否認権を行使する。破産法・民事再生法・会社更生法で規定され、経営破綻した企業の管財人等が行う。否認権行使の方法としては、これよりも簡易な手続きで迅速...
ひにん‐の‐せいきゅう【否認の請求】
否認権を行使する方法の一つ。破産法・民事再生法・会社更生法で規定され、経営破綻した企業の管財人等が行う。管財人は、否認の原因となる事実関係(証拠)を裁判所に提出。これを基に裁判所が否認の請求の認...
ひ‐びょういん【避病院】
法定伝染病(伝染病予防法で規定)の患者を隔離・収容していた伝染病院の通称。平成11年(1999)の伝染病予防法廃止、感染症予防法施行以降は、この呼称は使用されなくなった。
ひみつしょうしょ‐いごん【秘密証書遺言】
民法で規定されている普通方式の遺言の一。遺言書の内容や存在を秘密にすることができる。遺言者は署名押印した遺言書を封筒に入れて封印し、公証人に提出し、証人2人以上の立ち会いのもとで氏名・住所などを...
ひみつほご‐ほう【秘密保護法】
《「日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法」の略称》日米相互防衛援助協定(MDA協定)・日米船舶貸借協定・日米艦艇貸与協定に基づいて米国政府から供与された船舶・航空機・武器・弾薬などに関する情報...
ひめん‐けん【罷免権】
内閣総理大臣が、閣僚の国務大臣を罷免できる権限。日本国憲法第68条に規定。
ひゃくにち‐さいばん【百日裁判】
事件を受理した日から100日以内に判決を行うことが求められている裁判。公職選挙法に規定されている、選挙の当選人や連座制対象者による一定の選挙犯罪に関する訴訟など。 [補説]他に、選挙の効力に関す...