ちか・い【近い】
[形][文]ちか・し[ク]二つのものが空間的、時間的に、また心理的に離れていないさま。 1 距離の隔たりが少ない。遠くない。「駅に—・い」⇔遠い。 2 時間の隔たりが少ない。「正月が—・い」「—...
ちゃ‐ごと【茶事】
1 寄り集まって茶を飲むこと。茶菓を供して話し興じること。 2 先祖や父母の命日に、親戚や知人を招き、茶菓を供すること。
ちょう‐ざん【凋残】
[名・形動](スル)すっかり衰えること。おちぶれること。また、そのさま。「肉体からも精神からも来る—な気持ち」〈志賀・暗夜行路〉 「国破れ家亡び、親戚—す」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ちょう‐じゃ【長者】
1 《「ちょうしゃ」とも》年上の人。また、目上の人。年長者。 2 《「ちょうしゃ」とも》徳のすぐれている人。また、穏やかな人。「そこは温厚の—だから、別段激した様子もなく」〈漱石・吾輩は猫である...
つぐの・う【償う】
[動ワ五(ハ四)]《古くは「つくのう」》「つぐなう」に同じ。「借財が出来ると、親戚故旧をして—・わしめ」〈鴎外・渋江抽斎〉
とうじせいほう【陶磁製方】
江戸時代中期の陶工・画家、尾形乾山の著作。元文2年(1737)9月に書かれた入門書で、作陶方法などを記している。大川家とその親戚に伝えられた写しが残る。佐野伝書。
とま・る【泊(ま)る】
[動ラ五(四)]《「止まる」と同語源》 1 旅先・外出先・勤務先などで夜を過ごす。宿泊する。やどる。「親戚に—・る」「ホテルに—・る」 2 船が港にとどまっている。停泊する。「港内に—・っている...
ない‐さい【内済】
表沙汰にしないで内々で事をすませること。「もし青山の親戚一同にこの事を—にする意向があるなら」〈藤村・夜明け前〉
ない‐しゃく【内戚】
父方の親戚(しんせき)。ないせき。⇔外戚(げしゃく)。「—にも外戚にも、女というものなむ乏(とも)しく侍る」〈宇津保・内侍督〉
の‐れい【野礼】
葬儀の際、喪主や親戚代表が会葬者にあいさつをすること。礼受け。門礼(かどれい)。