ちち【乳】
1 哺乳(ほにゅう)類が、分娩(ぶんべん)後に、子を育てるために乳腺(にゅうせん)から出す乳白色の液体。乳汁。「母親の—」「牛の—」 2 乳房(ちぶさ)。「—が張る」 3 植物の茎や葉から出る白...
ちち【父】
1 両親のうちの男親のほう。ちちおや。実父・継父・養父ともにいう。「一児の—となる」「—の遺志を継ぐ」⇔母。 2 新しい世界を開いて偉大な業績を残した先駆者。「近代言語学の—」「インド独立の—」...
ちち‐おや【父親】
男親。父。「—参観日」⇔母親。
ちち‐かた【父方】
父親の血統に属していること。また、その人。「—のおじ」⇔母方。
ちちがきえた【父が消えた】
尾辻克彦の短編小説。父親の死をテーマにした作品。昭和55年(1980)発表。同年、第84回芥川賞受賞。
ちちなし‐ご【父無し子】
1 父親に死なれて、母親の手で育てられた子。ててなしご。 2 父親のわからない子。私生児。ててなしご。
ちちのいさん【父の遺産】
《Patrimony》米国の作家、フィリップ=ロスによる実父の回想記。脳腫瘍に侵された父親との最期の日々を描く。1991年刊行。同年、第16回全米批評家協会賞(伝記・自叙伝部門)受賞。
ちちのしゅうえんにっき【父の終焉日記】
小林一茶の日記。享和元年(1801)、一茶の帰郷中に急病で死んだ父親との最後の日々を綴る。父への思い、継母・義弟との遺産がらみの対立などが生々しく描かれており、日本の私小説のルーツともされる。も...
ちち‐はは【父母】
父と母。両親。ふぼ。
ちちぶ‐の‐みや【秩父宮】
宮家の一。大正11年(1922)大正天皇の第2皇子雍仁(やすひと)親王が創立。