い‐でん【遺伝】
[名](スル) 1 生物の形質が遺伝子によって、親から子へ、あるいは細胞から次の世代の細胞へ伝達されること。遺伝子の本体であり生命現象の基本物質であるDNA(デオキシリボ核酸)が複製され、それを...
いでんし‐すりこみ【遺伝子刷(り)込み】
父親または母親に由来する遺伝子が、どちらか一方の親から由来した時にのみ発現する現象。名称は、あたかも遺伝子がどちらの親に由来したかを覚えている(刷り込まれている)ように見えることに由来する。この...
いでん‐じょうほう【遺伝情報】
自己と同じ形質を複製するために、親から子へ、あるいは細胞分裂時に細胞から細胞へ伝えられる情報。DNA(デオキシリボ核酸)の塩基配列として符号化されている。→遺伝暗号
いでんせい‐がん【遺伝性癌】
特定の遺伝子の変異が親から子へ伝わることによって発生する癌(がん)。
いとう【伊東】
姓氏の一。 [補説]「伊東」姓の人物伊東玄朴(いとうげんぼく)伊東静雄(いとうしずお)伊東深水(いとうしんすい)伊東祐親(いとうすけちか)伊東祐亨(いとうすけゆき)伊東忠太(いとうちゅうた)伊東...
いと‐こ【愛子】
愛する人。いとしい人。人に親しみをこめて呼びかける語。「—やの妹の命」〈記・上・歌謡〉
い‐なじ・む【居馴染む】
[動マ五(四)]長い間そこにいてなれ親しむ。居馴れる。「十箇月—・んだ煙草屋の二階」〈嘉村・秋立つまで〉
いにしえ‐びと【古人】
1 昔の世の人。古人(こじん)。「—の心なほく、詞みやびやかに」〈歌意考〉 2 前に親しくしていた人。昔なじみ。旧知。「眉根(まよね)掻き下いふかしみ思へるに—をあひ見つるかも」〈万・二六一四〉
いのち‐しらず【命知らず】
[名・形動] 1 生命の危険をも考えずに振る舞うこと。また、その人や、そのさま。「—が集まる」「—な冒険」 2 丈夫で長持ちすること。また、そのもの。「この手紬(てつむぎ)の碁盤縞(ごばんじま)...
いはい‐ちぎょう【位牌知行】
世襲した知行や俸禄(ほうろく)。本人の功績でないことを軽蔑していう語。「親の—をとり、楽々とその通りに世を送る事、本意にあらず」〈浮・永代蔵・四〉