なれ‐そ・める【馴れ初める】
[動マ下一][文]なれそ・む[マ下二]親しくなりはじめる。男女が恋する仲となる。「此の源さまと—・めた所から、源さまは御勘当になりまして」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
なれなれ‐し・い【馴れ馴れしい】
[形][文]なれなれ・し[シク] 1 非常に親しいようすである。「—・く軽口を交わす」 2 ぶしつけである。遠慮がなさすぎる。「上司に—・い口をきく」 [派生]なれなれしげ[形動]なれなれしさ[名]
なれ‐むつ・ぶ【馴れ睦ぶ】
[動バ上二]慣れ親しむ。「年ごろ—・び聞こえ給ひつるを」〈源・桐壺〉
な・れる【狎れる】
[動ラ下一][文]な・る[ラ下二]《「慣れる」と同語源》親しくするあまり、礼儀を失した振る舞いをする。「寵愛(ちょうあい)に—・れる」
に【似】
[語素]体言の下に付いて、そのものに似ているさまを表す。「母親—」「他人の空—」
にあんちゃん
昭和34年(1959)公開の日本映画。監督は今村昌平。昭和33年(1958)に刊行されベストセラーとなった10歳の少女安本末子の日記を、今村監督と池田一朗(のち隆慶一郎)が脚色して映画化。炭鉱の...
にい‐さん【兄さん】
1 兄を敬っていう語。 2 若い男性を親しみをこめて呼ぶ語。「そこの—、落とし物だよ」
にい‐ちゃん【兄ちゃん】
1 兄を親しんで呼ぶ語。 2 若い男性を親しんで呼ぶ語。また、ぞんざいに呼ぶ語。
に‐おん【二恩】
1 父と母の恩。 2 師と親の恩。
にき・ぶ【和ぶ】
[動バ上二]なれ親しむ。うちとける。「—・びにし家ゆも出でて」〈万・四八一〉