ぼう‐もり【坊守】
1 寺院の番人。 2 小寺の身分の低い僧。 3 浄土真宗の僧の妻。近年の制度では、女性住職の夫や、配偶者でない親族が務めることもある。
ぼう‐や【坊や】
《「や」は接尾語》 1 幼い男の子を親しんでいう語。江戸時代は男女両方に用いた。 2 世なれていない若い男を親しんで、または軽んじていう語。「いつまでたっても—で困る」
ボウルビー【John Bowlby】
[1907〜1990]英国の精神科医。非行歴のある子供の生育歴や母親との別離を経験した子供の反応などを調査・研究し、子供の精神的健康には母性的愛情が必要であるとする愛着理論を提唱した。
ぼく【僕】
[名]男の召使い。下男。
[代] 1 一人称の人代名詞。男性が自分のことをさしていう語。対等またはそれ以下の人に対して用いる。「—んちにおいでよ」「君のほうが—より若い」 2 小さい男の子に...
ぼく【睦】
[常用漢字] [音]ボク(漢) [訓]むつむ むつぶ むつまじい 人々が仲よく寄り合う。仲よくする。「親睦・和睦」 [名のり]あつし・ちか・ちかし・とき・とも・のぶ・まこと・む・むつ・むつみ・よ...
ぼけい‐しゃかい【母系社会】
母親の系統によって家族・血縁集団が組織されている社会。父親は子に法的権利をもたず、地位の継承や財産の相続は、母の兄弟からその甥(おい)へと伝えられる。ふつう集団の統制権は男子にあり、母権制とは異なる。
ぼ‐けん【母権】
1 母親としての権利。 2 母親が家族の成員に対して持っている権威・権力。
ぼけん‐せい【母権制】
家族や親族集団の支配権を女性がもっている社会制度。19世紀に、人類社会の進化史上で、家父長制または父権制に先行したと提唱されたが、その存在は否定されている。→母系社会
ぼしかさん‐せいど【母子加算制度】
生活保護を受給し、18歳以下の子を養育する単親家庭に、保護費を上乗せする制度。父子家庭も対象となる。自立促進などの観点から、平成21年(2009)3月末までに段階的に廃止され、代替措置として「ひ...
ぼし‐カプセル【母子カプセル】
過剰に密着した母親と子供の関係をいう言葉。通常は子の成長にともなってカプセル(母子一体の世界)が破れ社会性を身につけるが、自我形成期を過ぎても密着関係が続くと、母子が共依存に陥り、子の精神的成長...