みこん‐の‐はは【未婚の母】
結婚をしないで子を産み育てる母親。 [補説]シングルマザーともいうが、これには離婚や死別などによる一人親も含まれる。
みす‐いり【御簾入り】
昔、内親王が降嫁するとき、輿入れ以前に夫になる人が内親王の御所に一宿したこと。
み‐すぐ・す【見過ぐす】
[動サ四] 1 「みすごす」に同じ。「思ひあてられ給へる御側目を—・さで」〈源・夕顔〉 2 見ながら時や日を過ごす。また、世話をしながら過ごす。「親たちのいとことごとしう思ひまどはるるが心苦しさ...
みず‐あさぎ【水浅葱/水浅黄】
1 薄い浅葱色。みず色。 2 《1の色をしていたところから》江戸時代の囚人服。「親分は—迄着た男」〈柳多留・四〉
みず‐いらず【水入らず】
内輪の者だけで集まっていること。「親子—の夕食」「夫婦—」
みずかがみ【水鏡】
鎌倉初期の歴史物語。3巻。中山忠親の著といわれる。成立年代未詳。神武天皇から仁明天皇までの約1500年間の歴史を編年体で記したもの。四鏡(しきょう)の一。
水(みず)清(きよ)ければ魚(うお)棲(す)まず
水が清冽(せいれつ)すぎるとかえって魚は住まないものだ。人格が清廉にすぎると、かえって人に親しまれないというたとえ。
みずのせい【水の精】
《原題、(チェコ)Vodník》ドボルザークの交響詩。1896年作曲。チェコの詩人カレル=ヤロミール=エルベンの詩を主題とした作品。水界の王ボドニークと結婚した娘が親元に里帰りしたときの悲劇を描...
みず‐ばなれ【水離れ/水放れ】
1 暖められて水が冷たくなくなること。「漸(ようや)く—のした茶釜の湯を」〈長塚・土〉 2 水面から離れること。また、水中から取り出すこと。「総じて鯉は—が大事ぢゃと申すに依って」〈虎寛狂・鱸庖...
水(みず)も漏(も)らさぬ
1 警戒・防御などが厳重で完全なさま。「—警備」 2 非常に親しいさま。「—仲」