わかい【和解】
志賀直哉の中編小説。大正6年(1917)10月、「黒潮」誌に発表。翌年刊行の作品集「夜の光」に収録。著者自身とその父親との、不和と和解を描いた私小説。
わか‐がしら【若頭】
暴力団で、組長に次ぐ地位。親分に対する子分らの筆頭の意。若者頭。若衆頭。
わか‐ごま【若駒】
若い馬。春駒。《季 春》「—の親にすがれる大き眼よ/石鼎」
わかしまづ‐むつお【若島津六夫】
[1957〜 ]力士。鹿児島の生まれ。本名、日高六男。「南海の黒豹(くろひょう)」の愛称で親しまれ人気力士として活躍。昭和58年(1983)には大関に昇進。以後も活躍を続け、2度の幕内優勝を達成した。
わかれのきょく【別れの曲】
《原題、(フランス)Chanson de l'adieu》ショパンのピアノ曲集「12の練習曲(作品10)」の第3番の通称。ホ長調。1934年公開の同曲を主題曲とする映画の邦題に由来し、欧米では「...
わか・れる【別れる】
[動ラ下一][文]わか・る[ラ下二]《「分かれる」と同語源》 1 一緒にいたものが離れ離れになる。互いに離れて去る。「駅で人と—・れる」「両親と—・れて暮らす」 2 夫婦・恋人などが、それまでの...
わかれ‐わかれ【別れ別れ】
[名・形動]互いに離れ離れになること。また、そのさま。べつべつ。「親子が—に暮らす」
わ‐が【我が/吾が】
[連体]《代名詞「わ」に格助詞「が」の付いた語から》 1 話し手のものであること、また、関係あるものであることを表す。わたしの。われわれの。「—子」「—国」「—母校」 2 (多くは固有名詞の上に...
わが‐きみ【我が君】
[連語] 1 私の主君。あがきみ。「—判官殿は、頼朝のおん代官として」〈謡・舟弁慶〉 2 相手を親しみ敬っていう語。あなたさま。あがきみ。「—は千代に八千代にさざれ石のいはほとなりて苔のむすまで...
わが‐せ【我が背/我が夫】
女性が自分の夫・恋人・兄弟などを親しんでよぶ語。わがせこ。わがせな。「馬買へ—」〈万・三三一四〉