かた‐じ【堅地】
1 漆塗りなどの下地を、堅くしっかり塗り上げること。また、そのもの。 2 織物の布目が堅く締まっているもの。 3 きまじめなこと。物堅い気質。「—の父の親の手を」〈浄・卯月の紅葉〉
かたつき‐ルビ【肩付(き)ルビ】
ルビの付け方の一種。縦組みにした親文字(ルビを付ける文字)と上をそろえたルビの付け方。文字の右肩からルビを始めるやり方。横組みでは用いない。→中付きルビ
かたみ‐わけ【形見分け】
故人の衣服や所持品などを、その親族・親友などに分配すること。
かた‐むき【傾き】
1 傾くこと。また、その度合い。傾斜。 2 物事が、とかくある方向に進もうとすること。傾向。気味。「親との同居を嫌う—がある」 3 数学で、直線の、高さと水平距離の比の値。直線の式y=ax+bの...
かたらい【語らい】
1 互いの気持ちや考えを話し合うこと。「親子の—」 2 男女が契りを交わすこと。また、情交。「二人が之れほどの—とは知らずに、…嫁にやったは悪かった」〈左千夫・野菊の墓〉 3 説得して仲間に引き...
カタライザー【catalyzer】
《触媒の意》物事のまとめ役・世話役となる人。特に、企業の勉強会・商談・懇親会などに場を提供したり世話をすることを仕事とする人。カタリスト。
かたらい‐つ・く【語らひ付く】
[動カ四]語り合って親しくなる。むつまじくなる。「その御局の人によく—・き給ひて」〈栄花・さまざまの喜び〉
[動カ下二] 1 親しく語り合って事を託す。依頼する。「故大納言の…—・け給へる心...
かたらい‐びと【語らひ人】
親しく話し合う相手。「琴(きん)をぞなつかしき—と思へる」〈源・末摘花〉
かたら・う【語らう】
[動ワ五(ハ四)]《動詞「かた(語)る」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」から》 1 話し合う。むつまじく語り合う。「友と—・うひととき」 2 説得して味方にする。仲間に引き入れる。「浪士等数百名...
かた・る【語る】
[動ラ五(四)] 1 話す。特に、まとまった内容を順序だてて話して聞かせる。「目撃者の—・るところによれば」「決意の程を—・る」 2 語り物を節をつけて朗読する。「浪曲を—・る」 3 ある事実が...