かまくら‐ばくふ【鎌倉幕府】
源頼朝が鎌倉に開いた日本最初の武家政権。鎌倉には侍所(さむらいどころ)・政所(まんどころ)・問注所、地方には全国的に守護・地頭を置いたほか、六波羅探題・鎮西(ちんぜい)探題・奥州総奉行などを置い...
かまって‐ちゃん【構ってちゃん】
俗に、他人にほめられたい、親切にされたいなどの気持ちが強く、周囲の人の気を引くような言動を繰り返す人。
かみ‐えぼし【紙烏帽子】
1 紙で作った烏帽子。陰陽師(おんようじ)・法師などが神詣(かみもう)でにかぶる。幼童などが遊戯にも用いた。額烏帽子(ひたいえぼし)。紙冠(かみかぶり)。 2 近世の、紙製で漆塗りの烏帽子。 3...
かみ‐さん【上さん】
1 商人・職人などの妻、また、その家の女主人を呼ぶ語。→御上(おかみ)さん 2 親しい間柄で、自分の妻、または他人の妻を呼ぶ語。「—の手料理」 3 「かみさま(上様)3」に同じ。「これこれ—、風...
かむ‐ろ‐き【神漏岐】
《「ろ」は接尾語、「き」は男性を表す》男の神々の尊称。かみろき。「高天(たかま)の原に神留(かむづま)ります、皇親(すめむつ)—、神ろみの命もちて」〈祝詞・鎮火祭〉
かめ【亀】
1 カメ目の爬虫(はちゅう)類の総称。体の構造は中生代の祖先形から大きな変化がなく、背面と腹面とに骨質の甲をもち、中に頭・四肢・尾を引っ込めて身を守る。あごはくちばし状になり、歯はない。水・陸に...
か‐もん【家門】
1 一家全体。一家一門。「—の誉れ」 2 家柄(いえがら)。家筋。 3 徳川将軍家の親族で、尾張(尾州)・紀伊(紀州)・水戸の三家、田安・一橋・清水の三卿(さんきょう)を除く、越前松平家・会津松...
かや‐の‐いん【高陽院/賀陽院】
平安京の中御門大路南、大炊御門大路北にあった、桓武天皇の皇子賀陽(かや)親王の邸宅。後冷泉(ごれいぜい)・後三条天皇の里内裏(さとだいり)ともなり、のち藤原頼通の邸となる。貞応2年(1223)...
から
[格助]名詞・活用語の連体形に付く。また上代では、助詞「が」「の」「のみ」にも付く。 1 動作・作用の起点を表す。 ㋐空間的起点、出所を示す。「目—大粒の涙が落ちた」「本人—直接話を聞く」「波...
カラウィン‐モスク
《Mosquée Al Quaraouiyine》モロッコ北東部の都市フェズの旧市街フェズ‐エル‐バリにあるイスラム寺院。9世紀、裕福な父親の遺産を受け継ぎ、チュニジアのカイルアンから移住した女...