けい‐さく【警策】
１ 馬を走らせるために打つむち。また、馬をむち打つこと。 ２ 注意・自覚を呼びおこすこと。「母親の言ったのが、ぐっと—になって寝像(ねぞう)頗るおとなしく」〈紅葉・二人女房〉 ３ 文章中で、その...
けい‐し【家司】
《「けし」の音変化》 １ 親王家・内親王家・摂関家および三位以上の家に置かれ、家政をつかさどった職。いえづかさ。 ２ 鎌倉・室町幕府の政所(まんどころ)に置かれた職員。
けい‐しんし【継親子】
子の父または母が再婚した場合の子と後妻または後夫との関係。民法旧規定は法定の親子関係としたが、現行民法上は姻族一親等の関係にとどまる。
けい‐じ【兄事】
［名］(スル)兄に対するように、敬意と親愛の気持ちをもって仕えること。「—する先輩」
けい‐ばつ【閨閥】
妻の親類を中心に結ばれている勢力。
けいやく‐おや【契約親】
親の年まわりがよくないことや子供のからだが弱いことなどの悪条件を断ち切るまじないとして立てる仮親。替え親。
けいらくしき【京洛四季】
日本画家、東山魁夷が昭和43年（1968）に発表した、京都の四季折々の風景を描いた連作画。東山と親交のあった作家、川端康成の勧めにより制作されたもの。
けい‐るい【係累／繋累】
［名］(スル) １ つなぎしばること。 ２ 心身を拘束するわずらわしい事柄。「—を断つ」 ３ 面倒を見なければならない親・妻子など。「—が多い」
けしから◦ず【怪しからず】
［連語］《形容詞「け（怪）し」の未然形＋打消しの助動詞「ず」》 １ 特に何ということもない。たいしたことがない。「世の中のかくはかなければ、—◦ぬ童(わらはべ)の行く先思ひやられて」〈宇津保・春...
けじめ
１ 物と物との相違。区別。「やっと人間の顔色の—がつくほどの光が」〈徳永・太陽のない街〉 ２ 道徳や規範によって行動・態度に示す区別。節度ある態度。「公私の—をつける」「親子の間にも—が必要だ」...
