エックスせん‐パルサー【X線パルサー】
パルス状のX線を周期的に放射するX線天体。連星系を成す磁場の強い中性子星に伴星からガスが流れ込み、中性子星の両磁極が高温になることでX線が発せられると考えられている。中性子星の磁場が弱いと流れ込...
エックスせん‐ぼうえんきょう【X線望遠鏡】
《X-ray telescope》天体の発するX線を観測する装置。X線は地球大気を透過せず、光学レンズも透過しないので、細い金属線を平行に多数配置した特殊装置を人工衛星に搭載して大気圏外で観測を行う。
エックスバンド‐エムピーレーダー【XバンドMPレーダー】
国土交通省が設置・運用する降雨観測システムXRAINで用いられるマルチパラメーターレーダー。Cバンドを用いる従来の広域レーダーに加え、より波長が短く分解能が高いXバンドのレーダーにより、1分毎に...
エックス‐バンドレーダー【Xバンドレーダー】
Xバンドのマイクロ波を用いるレーダー。波長25〜37ミリメートル、9ギガヘルツ帯の電波により、数センチメートル程度という高い分解能が得られるため、軍事・気象・地球観測などの分野で用いられる。→海...
エックス‐マス【XMASS】
《xenon detector for weakly interacting massive particles》岐阜県飛騨市、旧神岡鉱山の地下1000メートルにある東京大学宇宙線研究所の暗黒物...
エックス‐レイン【XRAIN】
《extended radar information network》国土交通省が設置・運用する、マルチパラメーターレーダーによるリアルタイム降雨観測システムの愛称。局所的な雨量をほぼリアルタ...
エッチ‐イー‐エー‐オー【HEAO】
《high energy astronomy observatory》米国の高エネルギー天体観測衛星。高エネルギーのX線放射をする天体を観測する科学衛星。1977年、NASAが打ち上げ。
エヌ‐エス‐アイ‐ディー‐シー【NSIDC】
《National Snow and Ice Data Center》氷雪圏の観測およびデータの管理・配信などを行う米国の研究機関。環境科学共同研究所の一部門で、コロラド大学ボールダー校内にある...
エフ‐ネット【F-net】
防災科学技術研究所の広帯域地震観測網。全国に設置された広帯域地震計と強震計によって、地震で発生するほぼすべての揺れを観測し、情報を即時公開している。
エポキシ【Epoxi】
米国の彗星探査機。旧称ディープインパクト。2005年1月に打ち上げられテンペル第1彗星に衝突体を撃ち込み、衝突の様子を観測した。計画当初の役割を終え、現名称に改称。引き続き系外惑星と彗星の観測を...