きんかん‐かいきにっしょく【金環皆既日食】
一度の日食の間に、地球上のある地点では皆既日食が、別の地点では金環食が観測される現象。日食発生が正午ごろにあたる地域では、月までの距離が短く皆既日食となり、朝夕にあたる地域では月から遠く金環食と...
きんきゅう‐じしんそくほう【緊急地震速報】
地震の発生直後に、各地への到達時刻や震度を予測して通知する予報・警報。気象庁がテレビ・ラジオ、携帯電話、専用端末などを通じて発表する。平成16年(2004)2月に試験運用を開始し、平成19年(2...
キングジョージ‐とう【キングジョージ島】
《King George Island》南極大陸の南極半島の北方、サウスシェトランド諸島の島。同諸島の最大の島であり、ほぼ中央に位置する。アルゼンチン、チリ、ブラジル、ウルグアイ、韓国、中国など...
きんせい‐せん【禁制線】
原子・分子・原子核などにおけるエネルギー準位間で、普通ではほとんど起こりえない遷移が特殊条件下で起こり、光子が放出されて観測される弱いスペクトル線。禁止線。
きんぞく‐すいそ【金属水素】
極めて高圧の下に置かれた水素が金属状態になっているもの。数百ギガパスカルという超高圧において、100万分の1秒以下というわずかな時間だけ液体状の金属水素を作りだすことに成功したという実験報告があ...
きんてん‐かん【欽天監】
中国で、明・清代に天文観測、暦の製作、時報などをつかさどった役所。
ギガパーセク【Gpc】
《gigaparsec》天体の距離を示す単位の一。10億パーセク。約32億6000万光年に相当する。極めて遠方の銀河までの距離、または観測可能な宇宙の範囲を表すときに用いられる。
ぎゃく‐もんだい【逆問題】
《inverse problemの訳語》ある現象に着目し、結果や応答(出力)から原因(入力)を推定する解析方法。部分的・間接的に得られた情報や境界条件、誤差を含む観測値から、その現象を支配する方...
ぎょぎょう‐きしょう【漁業気象】
操業中の漁船が必要とする気象観測および気象通報。主要地点の海水温や気圧・前線の動向などをラジオを通じて知らせる。
ぎんが
昭和62年(1987)2月に打ち上げられたX線天文衛星ASTRO-C(アストロシー)の愛称。宇宙科学研究所(現JAXA(ジャクサ))がてんまの後継として開発。名称は「銀河」に由来する。高感度のX...