ぎんが‐の‐きょく【銀河の極】
銀河座標における銀河北極と銀河南極。これら両極の方向は天の川の星や星間物質などに邪魔されずに遠方の銀河や天体を観測するのに適しているため、宇宙の覗き窓または宇宙の窓とも呼ばれる。
くうちゅう‐てんもんだい【空中天文台】
望遠鏡を搭載し、成層圏を飛行して天体観測をする航空機。大気の影響が小さい条件で観測が可能。1970年代から1990年代にかけて、NASA(米航空宇宙局)がカイパー空中天文台を運用。2010年より...
クオーク‐の‐とじこめ【クオークの閉(じ)込め】
クオークは単独の自由粒子として存在しないという性質。クオークは、直接観測にかからない色荷(カラーチャージ)とよばれる自由度をもち、強い相互作用によって結びついてハドロンを構成する。量子色力学によ...
くしろおき‐じしん【釧路沖地震】
平成5年(1993)1月15日、釧路で震度6を観測した地震。マグニチュード7.5。太平洋プレートの内部で発生した地震としては規模が大きく、道路の陥没や家屋の倒壊のほか、都市ガス・水道などが被害を...
くまもと‐じしん【熊本地震】
平成28年(2016)4月14日21時26分以降、熊本県から大分県にかけて発生している一連の地震。別府−島原地溝帯に沿って連なる日奈久断層帯・布田川断層帯・別府−万年山断層帯が南北方向に引っ張ら...
クリズム【XRISM】
《X-ray imaging and spectroscopy mission》令和5年(2023)に打ち上げられたX線天文衛星。平成28年(2016)に打ち上げられ、短期で運用終了したひとみの...
クリティカル‐うんよう【クリティカル運用】
ロケットで打ち上げられた人工衛星の初期動作を確認すること。軌道投入の成否、正常な姿勢制御、太陽電池パドルの展開など、一連の確認を行う。ふつう、この期間中は常時、追跡管制が行われ、次に観測機器の動...
クリュチェフスカヤ‐さん【クリュチェフスカヤ山】
《Klyuchevskaya Sopka/Ключевская Сопка》ロシア連邦北東部、カムチャツカ半島中東部にある活火山。同半島の最高峰(4750メートル)。17世紀末の噴火の記録があり...
クルージング‐サイエンス【cruising science】
宇宙探査において、目的地に到達するまで観測機器を停止・温存するのではなく、積極的に活用して探査を行うこと。
クロノメーター【chronometer】
1 精度の高い携帯用の機械時計。天体観測・経度測定などに用いる。時辰儀。経線儀。 2 スイスの検定協会の検定に合格した、精度の高い機械時計に与えられる名称。