ちゅうせいすいそ‐ガスうん【中性水素ガス雲】
低温の中性水素からなるガス雲。銀河に広く分布。21センチ波という電波を発し、電波望遠鏡で観測され、銀河の渦巻構造や水素ガスの速度分布が明らかになった。中性水素雲。
ちょう‐ぎんがだん【超銀河団】
複数の銀河団や銀河群が網目状に連なった銀河の大集団。典型的な銀河団の10倍以上の質量をもち、1億光年以上の大きさで広がる。宇宙空間における銀河の分布には宇宙の大規模構造と呼ばれる巨大な泡状の構造...
ちょうこうエネルギー‐うちゅうせん【超高エネルギー宇宙線】
宇宙物理学において、1エクサ(10の18乗)電子ボルト以上の運動エネルギーをもつ宇宙線。地上では、宇宙線が大気中に飛び込んで引き起こす空気シャワーによる蛍光を捉える大気蛍光望遠鏡で検出する。特に...
ちょうこうそく‐うんどう【超光速運動】
見かけ上の運動が光速度を超えているようにみえる現象。活動銀河核や電波銀河の中心から光速度に近い宇宙ジェットが観測者の視線方向に向かって飛び出す場合に観測される。ジェットの塊が動く様子を継続的に観...
ちょうこくしつ‐ざ【彫刻室座】
南天の小星座。11月下旬の午後8時ごろ南中し、地平線近くに見える。目立つ星はないが銀河群が観測される。学名 (ラテン)Sculptor
ちょうしゅうきじしんどう‐じょうほう【長周期地震動情報】
気象庁が発表する、長周期地震動に関する情報。震度3以上の地震が発生した場合に、長周期地震動階級や観測された波形などの情報をホームページに掲載される。
ちょうしんせい‐ざんがい【超新星残骸】
超新星爆発の後に残る星雲状の天体。大きさはおよそ数光年から100光年程度で、球殻状のものが多い。超新星爆発の衝撃波により元の星を構成していた物質や周囲の星間物質が加熱され、その温度は100万ケル...
ちょうしんせい‐ニュートリノ【超新星ニュートリノ】
超新星爆発が起こるときに放出されるニュートリノ。重力崩壊によって形成される原始中性子星から多量のニュートリノが発生する。 [補説]昭和62年(1987)、大マゼラン星雲で発生した超新星SN198...
ちょうしんせい‐ばくはつ【超新星爆発】
質量の大きな星が恒星進化の最終段階に達して起きる大爆発。この爆発により突然明るさを増す現象、またはその輝きが観測されたものを超新星という。
ちょうたいしょう‐だいとういつりろん【超対称大統一理論】
素粒子の基本的な相互作用である電磁相互作用、弱い相互作用、強い相互作用を統一的に記述する大統一理論に、超対称性を導入した理論、仮説。大統一理論で扱われる基本的なエネルギースケールの差が極めて大き...