イベントホライズン‐テレスコープ【Event Horizon Telescope】
世界各地にあるミリ波・サブミリ波の複数の電波望遠鏡を連携させて、地球規模の基線をもつ電波干渉計(VLBI)として運用することで、高解像度の観測を行う計画。日本・米国・ドイツ・台湾・チリなどの研究...
イメージ‐ファイバー【image fiber】
光ファイバーを多数束ねたもので、一方の端から入った像を他端で観測できる。カメラに比べ熱や放射能に強い。
いわてみやぎないりく‐じしん【岩手・宮城内陸地震】
平成20年(2008)6月14日、岩手県内陸南部を震源に発生したマグニチュード7.2の地震。岩手県奥州市と宮城県栗原市で最大震度6強を観測。土砂災害による被害が大きく、400人をこえる死傷者が出た。
インターフェラメーター【interferometer】
干渉計。干渉観測器。光の波長を測る。
インテグラル【INTEGRAL】
《International Gamma-Ray Astrophysics Laboratory》2002年10月にESA(欧州宇宙機関)がNASA(米航空宇宙局)、RKA(ロシア連邦宇宙局)と...
インフラトン【inflaton】
インフレーション宇宙を引き起こしたスカラー場。相転移によって真空のエネルギーを解放し、インフレーションそのものを引き起こしたとされる。この場の量子揺らぎが、現在観測される宇宙背景放射の揺らぎや宇...
イー‐アール‐オー‐エス【EROS】
《Center for Earth Resources Observation and Science》地球資源観測科学部。米国内務省地質測量局の部局。地質や地形に関するデータの集積・提供、研究...
イーモード‐へんこう【Eモード偏光】
宇宙背景放射の電磁波に見られる偏光成分の一。宇宙の再電離で生じた電子のトムソン散乱によって生じる。宇宙背景放射のごくわずかな温度揺らぎ(密度ゆらぎ)と相関をもつ。宇宙背景放射探査機WMAPにより...
イーロシータ【eROSITA】
《extended roentgen survey with an imaging telescope array》ドイツのマックスプランク地球外物理学研究所が開発したX線天文衛星。2019年に...
ウィグナー‐けっしょう【ウィグナー結晶】
低エネルギーかつ低密度の電子が規則的に並んで形成する結晶状態。1934年にハンガリー出身の物理学者E=ウィグナーがその存在を予想。1972年、液体ヘリウムの表面上における二次元の電子系ではじめて...