すみのくら【角倉】
姓氏の一。江戸時代の京都の豪商。本姓、吉田氏。室町時代は土倉(どそう)として活躍。のち、朱印船貿易・河川土木事業に従事し、高瀬川などの水路開発による通船の権益を代々継承して栄えた。 [補説]「角...
すみのくら‐ぶね【角倉船】
江戸初期、角倉了以・素庵父子が朱印状を受けて安南・東京(トンキン)などへ貿易のために派遣した貿易船。
すみのくら‐ぼん【角倉本】
嵯峨(さが)本のこと。
すみのくら‐りゅう【角倉流】
⇒嵯峨流3
すみ‐びたい【角額】
角前髪(すみまえがみ)にした額。
すみ‐ぼうし【角帽子】
1 死者にかぶせる頭巾(ずきん)。すんぼうし。 2 能のかぶり物の一。上がとがり、後ろを背中へ長く垂らす頭巾。ワキ僧の大部分とシテの一部が用いる。すんぼうし。
すみ‐まえがみ【角前髪】
江戸時代、元服前の少年の髪形。前髪を立て、額の生え際の両隅をそり込んで角ばらせたもの。すみ。すんま。
すみ‐やぐら【隅櫓/角櫓】
城郭の隅に立てた櫓。
角(すみ)を入(い)・れる
近世、元服2、3年前の少年が前髪の額の生え際の両隅をそり込むこと。角(すみ)を抜く。
すもう【相撲/角力】
《動詞「すま(争)う」の終止・連体形の名詞化か》 1 裸でまわしをつけ、素手の二人が、土俵内で相手を倒すか、または土俵外に出すことによって勝負を争う競技。古くは武術・農耕儀礼・神事として行われ、...