ざつ‐きょうげん【雑狂言】
狂言の分類の一。和泉流での名称。登場人物による分類で、他の分類に当てはまりにくいものを一括したもの。大蔵流では集(あつめ)狂言という。
ざつ‐ごん【雑言】
「雑言体」の略。
ざれ‐ごと【戯れ言】
《「ざれこと」とも》ふざけて言う言葉。冗談。
ざんぎり‐きょうげん【散切り狂言】
⇒散切り物
ざん‐げん【讒言】
[名](スル)事実を曲げたり、ありもしない事柄を作り上げたりして、その人のことを目上の人に悪く言うこと。「—されて不遇の身となる」
しい‐ごと【誣言】
事実を曲げて言うこと。また、その言葉。ふげん。「空前絶後のものといわんも決して—にあらざるなり」〈逍遥・小説神髄〉
しか‐かくげん【四箇格言】
日蓮が、他宗が仏の道から外れているとして折伏(しゃくぶく)するために唱えた、「念仏無間(むけん)・禅天魔・真言亡国・律国賊」の4句。
しくみ‐きょうげん【仕組(み)狂言】
その場の趣向で、急ごしらえして演じる芝居。
し‐げん【至言】
事物の本質を適切に言い当てている言葉。「それはけだし—である」
しち‐ごん【七言】
漢詩で、1句が7字からなるもの。また、その漢詩体。七言詩。→五言