あい‐きょうげん【間狂言】
1 能1曲を演じる場合、狂言方が加わって受け持つ部分。また、その役柄。語り間(あい)・会釈間(あしらいあい)などがある。能間(のうあい)。間(あい)。間の狂言。 2 「間(あい)の狂言2」に同じ。
あい‐の‐きょうげん【間の狂言】
1 「間狂言(あいきょうげん)1」に同じ。 2 人形浄瑠璃で、段と段との間または浄瑠璃の間のつなぎに演じる小品歌舞や、のろま人形のこっけい寸劇。間(あい)の物。あいきょうげん。 3 歌舞伎で、冬...
あき‐きょうげん【秋狂言】
歌舞伎の秋季興行。また、その演目。江戸時代、通例は陰暦9月9日から10月15日まで行われた。俳優の契約切れを控えた年度末興行なので、お名残狂言ともいう。
あく‐げん【悪言】
人をあしざまにののしる言葉。悪口(あっこう)。あくごん。「—を吐く」
あく‐ごん【悪言】
「あくげん(悪言)」に同じ。「推参なる—かな」〈浄・頼光跡目論〉
あいきょうげん【▲間狂言】
an explanatory interlude [entr'acte] between the two halves of a Noh play ⇒きょうげん(狂言)
あたりきょうげん【当たり狂言】
a hit [successful] playそれは菊五郎の当たり狂言であったThat was Kikugoro's hit (play).
あっこうぞうごん【悪口雑言】
悪口雑言を並べ立てるlet out a stream of curses/reel off [let loose with] a stream of abuse
あやういはつげん【危うい[意見の分かれる]発言】
a controversial remark
いさましいはつげん【勇ましい発言】
a brave statement
かくげん【確言】
[共通する意味] ★自信、決意をもって、はっきりと言うこと。[英] to affirm[使い方]〔言い切る〕(ラ五)▽きっぱりと言い切る▽不可能と言い切った〔断言〕スル▽チームの敗因については断...
かくげん【格言】
[共通する意味] ★人生に関わる真理や、指針、戒めを短く言い表わした言葉。[英] an epigram(警句); a maxim(金言); a witticism(寸鉄)[使い分け]【1】いずれ...
かごん【過言】
[共通する意味] ★実際以上に大げさに言うこと。[英] an exaggeration[使い方]〔過言〕▽この問題に人類の存続がかかっていると言っても過言ではない〔言い過ぎ〕▽日本一と言っても言...
かたこと【片言】
[共通する意味] ★赤ちゃんや幼児の話す言葉。[英] baby talk[使い方]〔喃語〕▽わが子もいつしか喃語を話すようになった〔片言〕▽隣の子は片言を話し始めた[使い分け]【1】「喃語」は、...
かんげん【甘言】
[共通する意味] ★言葉遣いが巧みなこと。また、その言葉。[英] flattery[使い方]〔巧言〕▽巧言を用いる▽巧言で気を引く〔美辞〕▽美辞を費やして商品を売る▽美辞麗句〔甘言〕▽甘言にのせ...
さんびゃくだいげん【三百代言】
詭弁きべんを弄ろうすること。また、その人。また、弁護士をののしっていう語。明治時代の初期に、資格のない代言人(弁護士)をののしった語からいう。▽「三百」は銭ぜに三百文もんの意で、わずかな金額、価値の低いことを表す。「代言」は代言人で弁護士の旧称。
そうぼうのきげん【草茅危言】
国政に対して浴びせられる民間の批判の声のこと。▽「草茅」は草むら。転じて、朝廷・官界に対する民間・在野の意。草莽そうもうに同じ。「危言」は厳しい言葉。
ちしゃふげん【知者不言】
物事の道理をわきまえる真の知識者は、それを軽々しく口にはしないものだということ。
ひゃくもくいちごん【百黙一言】
寡黙な人の重みのある一言。
ぶいふげん【無為不言】
何もせず、何も言わずにうまくことが運ぶこと。