ぐん‐き【軍記】
1 戦争を題材として記述した書物。戦記。軍書。 2 「軍記物」「軍記物語」の略。
けいあんたいへいき【慶安太平記】
慶安の変を題材にした実録本・講談・歌舞伎などの題名または通称。歌舞伎狂言「樟紀流花見幕張(くすのきりゅうはなみのまくばり)」の別名題。
けい‐き【掲記】
[名](スル)記録として書き記すこと。「国家の公法例条に—して容易に変換す可らしむ可し」〈津田真道訳・泰西国法論〉
けいさつにっき【警察日記】
伊藤永之介の小説。東北の小さな町の警察官と、その町に暮らす人々を描く。昭和27年(1952)刊行。昭和30年(1955)、久松静児監督により映画化。
けいじろうえんがわにっき【慶次郎縁側日記】
北原亜以子の連作時代小説。元同心の森口慶次郎を主人公とする。「小説新潮」誌に平成9年(1997)より晩年に至るまで連載。平成10年(1998)刊行の「傷」以降、シリーズ単行本は10冊を超え、番外...
けいそさいじき【荊楚歳時記】
中国、六朝時代の荊楚(現在の湖北・湖南省)地方の年中行事や風俗を記録したもの。梁(りょう)の宗懍(そうりん)の撰。6世紀半ばごろ成立。全1巻。
けいばほうろうき【競馬放浪記】
新橋遊吉の小説。昭和45年(1970)刊行。昭和20年代中頃を時代背景とした競馬小説で、続編に「男が賭ける」がある。
けんしゅんもんいんちゅうなごんにっき【建春門院中納言日記】
⇒たまきわる
けんじゅごぜんにっき【健寿御前日記】
⇒たまきわる
けんないき【建内記】
室町中期の公卿、万里小路時房(までのこうじときふさ)(1394〜1457)の日記。応永21〜康正元年(1414〜55)の部分が現存。欠落も多いが、土一揆など当時の社会の状況を知る重要史料。建聖院...