ヨーロッパたいくつにっき【ヨーロッパ退屈日記】
伊丹十三による処女エッセー集。映画やファッション、車など、ヨーロッパ滞在時のさまざまなエピソードを紹介したもの。昭和40年(1965)刊行。
らいき【礼記】
中国、前漢時代の経書。五経の一。49編。「儀礼(ぎらい)」の注釈および政治・学術・習俗など礼制に関する、戦国時代から秦・漢時代の説を集録したもの。今の「礼記」は戴聖(たいせい)が戴徳(たいとく)...
らくじょうき【落城記】
野呂邦暢の歴史小説。昭和55年(1980)刊行。戦国時代の伊佐早(諫早)領主である西郷氏が、佐賀の龍造寺氏により攻められた際の籠城戦を描く。
らくようがらんき【洛陽伽藍記】
中国の記録書。5巻。東魏(とうぎ)の楊衒之(ようげんし)著。北魏の都洛陽の荒廃のさまを、諸大寺の状況や伝聞などを中心に記したもの。
らくようでんがくき【洛陽田楽記】
平安後期の記録書。1巻。大江匡房(おおえのまさふさ)著。永長元年(1096)京都で流行した田楽を漢文体で記録したもので、田楽史上貴重な資料。
りゃく‐き【略記】
⇒りゃっき(略記)
りゃっ‐き【略記】
[名](スル) 1 あらましや要点だけを簡略に記すこと。また、その記したもの。「会社の沿革を—する」 2 略して短く表記すること。「書名は—せずに示す」
りゅうきゅうしんとうき【琉球神道記】
島津氏が統治する以前の琉球の宗教について記した書。浄土宗の僧袋中(たいちゅう)[1552〜1639]著。多数の神話・説話を収録。
りょういき【霊異記】
「日本霊異記」の略。
りょうじんにっき【猟人日記】
《原題、(ロシア)Zapiski okhotnika》ツルゲーネフの短編集。1852年に22編で刊行、1880年に3編が追加され、全25編となる。ハンターの見聞録のかたちで農奴の悲惨な生活と高...