いん‐けつ【引決/引訣】
[名](スル)責任を負って自殺すること。「美人尚能(よ)く生を棄て—す」〈東海散士・佳人之奇遇〉
えい‐けつ【永訣】
[名](スル)永遠に別れること。また、死別すること。永別。「若くして夫と—した」
く‐けつ【口訣】
文書に記さないで、口で直接言い伝える奥義・秘伝。口伝(くでん)。
けつ【訣】
[人名用漢字] [音]ケツ(漢) [訓]わかれる 1 きっぱりと別れを告げる。「訣別/永訣」 2 簡潔に言い切った秘伝の文句。奥義。「口訣(くけつ)・秘訣・要訣」
そうこじけつ【操觚字訣】
江戸中期の語学書。10巻。補編・遺編・続編5巻。伊藤東涯(とうがい)の草稿を子の伊藤東所が編纂。宝暦13年(1763)の東所の序文がある。漢文の文章作法を説き、同訓異義の漢字を集めてその差異を示...
ひ‐けつ【秘訣】
人には知られていない最も効果的な方法。とっておきの手段。「成功の—」
よう‐けつ【要訣】
物事の最も大切なところ。奥義。秘訣。「成功の—を聞く」