せつ‐りつ【設立】
[名](スル)組織・施設・制度などを新しくつくること。「財団を—する」「—者」
せつりつ‐こうい【設立行為】
法人の設立に関する法律行為。社団法人では定款の作成、財団法人では財産の拠出など。
せつ‐りゅう【設立】
[名](スル)「せつりつ(設立)」に同じ。「国会を—し給いしより」〈鉄腸・雪中梅〉
ま・く【設く】
[動カ下二] 1 前もって用意する。設ける。「頂髪(たぎふさ)の中より、—・けし弦を採り出して」〈記・中〉 2 その時節を待ちうける。また、待ちうけた時節になる。「磯の間(ま)ゆ激(たぎ)つ山川...
まけ‐そな・う【設け備ふ】
[動ハ下二]前もって用意する。準備する。「是に御室(みむろ)うたげせむと言ひとよみて、食(を)し物を—・へき」〈記・中〉
もう・く【設く】
[動カ下二]「もう(設)ける」の文語形。
もうけ【設け】
1 前もって用意されていること。「—の席につく」 2 あらたに設置・設立すること。「未だ学校の—あらざりし前に」〈中村訳・西国立志編〉 3 あらかじめ決められていること。また、計画。「斯る—のあ...
もうけ‐もの【設け物】
準備してある物。「在地の人々も、家々壊(こぼ)ち、—共したため置くべきぞと」〈盛衰記・四〉
もう・ける【設ける】
[動カ下一][文]まう・く[カ下二] 1 前もって用意・準備をする。「一席—・ける」 2 建物・機関などを、こしらえる。設置する。「窓口を—・ける」「規則を—・ける」