あかし【証】
《「灯(あかし)」と同語源》ある事柄が確かであるよりどころを明らかにすること。証明。証拠。「身の—を立てる」
あかし‐びと【証人】
事実を証明する人。しょうにん。「其を救う為の一個(ひとり)の—にならねばならぬ」〈木下尚江・火の柱〉
あかし‐ぶみ【証文】
神仏に向かって祈誓する文章。願文(がんもん)。「御(み)—など書きたる心ばへ」〈源・玉鬘〉
あか・す【明かす】
[動サ五(四)] 1 物事をはっきりさせる。今まで隠していたことを明るみに出す。「理由を—・す」「手品の種を—・す」「身の上を—・す」「胸の内を—・す」 2 (「証す」と書く)疑わしい点をはっき...
しょう【証】
1 証拠。「もって後日の—とす」 2 仏語。正法を修得して真理を悟ること。悟りを得ること。 3 漢方で、病状、症状のこと。
しょう【証〔證〕】
[音]ショウ(呉)(漢) [訓]あかす あかし [学習漢字]5年 1 確かな根拠に基づいて事実を明らかにする。あかす。「証言・証人・証明/検証・考証・実証・認証・論証」 2 事実を明らかにするも...
しょう‐いん【証印】
[名](スル)証明するために押す印。また、それを押すこと。「許可書に—する」
しょう‐か【証果】
仏語。修行により悟りの果を得ること。また、その得た悟り。
しょう‐か【証歌】
語句・用語法などの証拠となる歌。根拠として引用する歌。
しょう‐ぎ【証義】
1 最勝会・法華会・維摩会(ゆいまえ)などの法会の論義問答である竪義(りゅうぎ)で、解答の可否を批判し判定する役。証誠(しょうじょう)。証義者。 2 経典翻訳のとき、訳語の可否を判定する役。