はこ‐そ【箱訴】
江戸時代、8代将軍徳川吉宗が、庶民からの直訴(じきそ)を受けるために設けた制度。評定所門前に置いた目安箱に訴状を投げ入れさせた。
ひきつけ‐しゅう【引付衆】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。評定(ひょうじょう)衆を補佐して訴訟・庶務を取り扱った。内談衆。
ひょう【評】
[音]ヒョウ(ヒャウ)(慣) [学習漢字]5年 1 物のよしあしをはかる。品定めをする。「評価・評議・評者・評釈・評定・評伝・評判・評論/合評・月評・講評・酷評・書評・寸評・選評・総評・批評・品...
ひょうじょう‐しゅう【評定衆】
鎌倉幕府の職名。評定所に出仕して、執権・連署とともに裁判・政務などを合議裁決した。室町幕府もこれを引き継いだが、幕府の衰退とともに有名無実となった。
ひょうじょう‐しょ【評定所】
1 鎌倉幕府で、評定衆が事務を取り扱った役所。 2 江戸幕府の置いた最高の裁判機関。老中・大目付・目付・三奉行などが事件の重要度に従って列席し合議した所。
ひょうじょう‐ぶぎょう【評定奉行】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。評定衆の長老から選ばれ、政所(まんどころ)評定を統率した。
めやす‐かた【目安方】
江戸時代、評定所で民事訴訟の訴状の調査を担当した諸役人。
めやす‐ばこ【目安箱】
1 享保6年(1721)8代将軍徳川吉宗が享保の改革の一つとして評定所前に設置して庶民の進言・不満などを投書させた箱。箱は将軍の面前で開けられ、将軍が自ら開封し閲覧した。訴状箱。→箱訴 2 官公...
レーティング【rating】
1 段階や等級による格付け。 2 定まった数式にあてはめて算出した、競技者の実力の評定。「ヨットレースの—」 3 テレビ・ラジオなどの視聴率。 4 証券会社や格付け機関などが行う、株式や債券など...