しそうのうんめい【思想の運命】
林達夫の評論集。昭和14年(1939)刊行。
しのけんきゅう【詩の研究】
春山行夫による評論。昭和6年(1931)刊行。
しのじかくのれきし【詩の自覚の歴史】
山本健吉による文芸評論。古代日本人の、詩の表現の歴史を論じる。昭和36年(1961)新潮社版刊行。昭和54年(1979)2月、「詩の自覚の歴史 遠き世の詩人(うたびと)たち」の題で筑摩書房版刊行...
しのようご【詩の擁護】
《原題The Defence of Poesie》英国の詩人シドニーによる文学評論。著者没後の1595年に刊行。
《原題、(ドイツ)Verteidigung der Poesie》ドイツの詩...
しひん【詩品】
中国、六朝の梁の詩の評論書。3巻。鍾嶸(しょうこう)が、前漢から梁初にいたる五言詩の作者122人を上中下の三段階にランクづけして批評したもの。「古今和歌集」の真名序に影響を与えた。
しみんぶんがくろん【市民文学論】
荒正人の評論集。昭和30年(1955)刊。
しゃかいしゅぎかんけん【社会主義管見】
山路愛山による評論集。明治39年(1906)刊行。国家社会主義について論じる。
しゃかいしゅぎしんずい【社会主義神髄】
評論。幸徳秋水著。明治36年(1903)刊。科学的社会主義の理論と運動を紹介したもので、明治期社会主義の理論的礎石となった。
しゃしんろん【写真論】
《原題On Photography》ソンタグの評論集。1977年刊。1973年から「ニューヨークレビューオブブックス」誌に掲載された写真に関する論考をまとめたもの。
しゅうきょうなんかこわくない【宗教なんかこわくない!】
橋本治の評論。平成7年(1995)刊行。オウム真理教を題材に、日本の近代社会を論じる。第9回新潮学芸賞受賞。