しとしろん【詩と詩論】
詩誌。昭和3年(1928)創刊。安西冬衛・春山行夫・三好達治・北川冬彦ら芸術派詩人が参加。また、欧米のモダニズム文学を紹介。昭和7年(1932)「文学」と改題、翌年終刊。
しとしんじつ【詩と真実】
《原題、(ドイツ)Dichtung und Wahrheit》ゲーテの自叙伝。4部。1811〜1833年刊。幼年期から1775年に26歳でワイマールに出発するまでを回顧したもの。
しとしんじつせんきゅうひゃくよんじゅうにねん【詩と真実一九四二年】
《原題、(フランス)Poésie et Vérité 1942》エリュアールの詩集。1942年刊。収録作の「自由(Liberté)」は、第二次大戦のドイツ占領下フランスにおけるレジスタンス詩の代...
しとバラード【詩とバラード】
《原題Poems and Ballads》スウィンバーンの詩集。第1集から第3集まであり、それぞれ1866年、1878年、1889年に発表された。第1集刊行時には、官能の悦楽や倦怠をうたった「ヴ...
し‐どう【詩道】
作詩の道。詩を究めてゆく道。
詩(し)に別才(べっさい)有(あ)り
《「滄浪詩話」詩弁から》詩作の能力は、学問や知識の深浅に関係なく、別の才能による。
し‐のう【詩嚢】
1 詩の原稿を入れておく袋。 2 詩人の、詩を生み出すもとになる思想や感情。「—を肥やす」
しのぎほう【詩の技法】
《原題、(ラテン)Ars poetica》古代ローマの詩人、ホラティウスによる書簡詩形式の論文「詩論」の別邦題。
しのけんきゅう【詩の研究】
春山行夫による評論。昭和6年(1931)刊行。
しのげんり【詩の原理】
萩原朔太郎の詩論。昭和3年(1928)刊行。