しのじかくのれきし【詩の自覚の歴史】
山本健吉による文芸評論。古代日本人の、詩の表現の歴史を論じる。昭和36年(1961)新潮社版刊行。昭和54年(1979)2月、「詩の自覚の歴史 遠き世の詩人(うたびと)たち」の題で筑摩書房版刊行...
しのようご【詩の擁護】
《原題The Defence of Poesie》英国の詩人シドニーによる文学評論。著者没後の1595年に刊行。 《原題、(ドイツ)Verteidigung der Poesie》ドイツの詩...
し‐はい【詩牌】
1 漢詩の会で用いる札。1枚に韻字一つずつを記して人々に配り、各自はその字を含む漢詩を即興で作る。 2 詩カルタに用いる札。
し‐はく【詩伯】
詩を巧みに作る人。漢詩の大家。また、詩人を敬っていう語。
し‐はちへい【詩八病】
漢詩を作るときに、避けなければならない八つの事柄。同じ平仄(ひょうそく)を重複する平頭(へいとう)・上尾・蜂腰(ほうよう)・鶴膝(かくしつ)、同韻字を重複しすぎる大韻・小韻、語頭子音を重複する旁...
し‐はっぺい【詩八病】
⇒しはちへい(詩八病)
し‐ひ【詩碑】
詩を刻み込んだ石碑。
しひん【詩品】
中国、六朝の梁の詩の評論書。3巻。鍾嶸(しょうこう)が、前漢から梁初にいたる五言詩の作者122人を上中下の三段階にランクづけして批評したもの。「古今和歌集」の真名序に影響を与えた。
し‐びょう【詩病】
⇒詩八病(しはちへい)
し‐ふ【詩賦】
詩と賦。中国の韻文。「—の才」