し‐し【四詩】
1 詩経の、国風・小雅・大雅・頌(しょう)の4種類の詩。 2 前漢代に伝えられていた4種類の詩経。斉(せい)の轅固生(えんこせい)の伝えた斉詩、魯(ろ)の申培の伝えた魯詩、燕の韓嬰(かんえい)の...
しちごん‐こし【七言古詩】
漢詩で、七言の句からなる古体詩。押韻はあるが、平仄(ひょうそく)や句数のきまりがない。七古。
しちごん‐りっし【七言律詩】
漢詩で、七言の句が8句からなる近体詩。七言律。七律。→律詩
しょう‐し【頌詩】
功績を褒めたたえる詩。
しょうちょう‐し【象徴詩】
象徴主義の立場から書かれた詩。
しょかんし【書簡詩】
《原題、(ラテン)Epistulae》古代ローマの詩人、ホラティウスの詩集。全2巻。第1巻は紀元前20年、第2巻は紀元前14年完成。
しょくすん‐の‐し【燭寸の詩】
《王子良が学士を集めて作詩させたという「南史」王僧孺伝の故事から》詩才を試すために、ろうそくが1寸燃える間に詩を作らせること。また、その詩。
しん‐し【新詩】
1 新作の詩。 2 明治時代の新体詩の異称。「—を三つ程作って」〈花袋・野の花〉
しんじつものがたり【真実物語】
《原題、(フランス)Le Voir dit》マショーによる田園詩。1362年〜1365年頃の作。
しんたい‐し【新体詩】
明治後期に口語自由詩が現れる以前の文語定型詩。多く七五調で、明治15年(1882)外山正一らの「新体詩抄」に始まり、北村透谷・島崎藤村・土井晩翠(どいばんすい)などの作によって発展、やがて近代詩...