にほんあんぎゃぶんしゅう【日本行脚文集】
大淀三千風の俳諧紀行集。元禄3年(1690)刊行。刊行前年までの7年に及ぶ全国行脚の間の自身の句文や、諸家から贈られた詩歌俳諧をまとめたもの。
にほんいんぶんろん【日本韻文論】
山田美妙による詩論。日本語の韻文に新たな格調を定めようと試みた。雑誌「国民之友」に明治23年(1890)から明治24年(1891)にかけて連載。
にほんがふ【日本楽府】
江戸後期の漢詩集。1巻。頼山陽著。文政11年(1828)成立。日本の史実から題目を選んだ楽府体の史詩66首を収録。明の李東陽の「擬古楽府」を手本としたもの。
にほんのシュールレアリスム【日本のシュールレアリスム】
詩人、飯島耕一の評論集。昭和38年(1963)刊行。ブルトン、ダリ、安部公房、滝口修造など、ダダシュールレアリスムの芸術家をとりあげる。
にほんのはんぎゃくしそう【日本の反逆思想】
アナーキスト詩人・評論家の秋山清の著作。昭和35年(1960)刊行。幸徳秋水以降、昭和へ至る日本のアナーキズムの思想史を紐解く。副題「アナキズムとテロルの系譜」。
ニューマン‐ハウス【Newman House】
アイルランドの首都ダブリン中心部にある建物。セントスティーブンスグリーンの南に隣接する。18世紀半ば、ニューマン枢機卿(すうきけい)がジョージ朝様式の二つの邸宅を購入し、カトリック教徒のための大...
にろく‐つい【二六対】
漢詩の平仄(ひょうそく)上の規則の一。七言の近体詩で、同一句の第2字と第6字とは平仄を同じにしなければならないこと。また、同一句の第2字と第4字とは平仄を同じにしてはいけないこととあわせて、二四...
にんげんのうた【人間の歌】
堀口大学の第5詩集。昭和22年(1947)刊行。
にんげんろん【人間論】
《原題An Essay on Man》ポープの詩作品。1733年から1734年にかけて発表。書簡形式で書かれた啓蒙詩。
《原題、(フランス)Esquisses de l'homme》アランの...
にん‐だく【認諾】
[名](スル) 1 それを認めてよしとすること。「公子夫妻はわが多少の情あるを—せり」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 民事訴訟において、被告が口頭弁論または準備手続きで、原告の訴訟上の請求である権利主...