ふうぶつ‐し【風物詩】
1 景色や季節をうたった詩。 2 その季節の感じをよく表しているもの。「金魚売りは夏の—」
ふう‐りゅう【風流】
[名・形動] 1 上品な趣があること。みやびやかなこと。また、そのさま。風雅。「—な庭」 2 世俗から離れて、詩歌・書画など趣味の道に遊ぶこと。「—を解する」 3 「ふりゅう(風流)2」に同じ。...
ふうりゅう‐いんじ【風流韻事】
自然に親しみ、詩歌を作って楽しむこと。風流な遊び。
ふ‐えい【賦詠】
[名](スル)詩歌を作ること。また、その詩歌。
フォンテン‐ド‐ボークリューズ【Fontaine-de-Vaucluse】
フランス南部、ボークリューズ県の都市、アビニョンの近郊の村。ボークリューズ山脈の麓に位置し、豊かな湧水を誇る泉があり、風光明媚な景勝地として数多くの観光客が訪れる。14世紀イタリアの詩人ペトラル...
フォンデル‐こうえん【フォンデル公園】
《Vondelpark》オランダの首都アムステルダムにある公園。市街南西部に位置する。19世紀半ばに開設。名称は17世紀の詩人・劇作家ヨースト=ファン=デン=フォンデルにちなむ。映画博物館、野外...
ふく‐しん【腹心】
1 腹と胸。また、転じて心の奥底。「—を打ち明ける」 2 《「詩経」周南・兔罝から》どんなことでも打ち明けて相談できること。また、その人。「—の部下」
ふくらくえん【復楽園】
《原題Paradise Regained》ミルトンの叙事詩。4巻。1671年刊。「失楽園」の続編。キリストがサタンの誘惑にあい、それに打ち勝つまでを描く。
ふげん【普賢】
石川淳の中編小説。中世フランスの女流詩人クリスチーヌ=ド=ピザンの伝記を構想する「わたし」を主人公とする観念小説。昭和11年(1936)発表。同年、第4回芥川賞受賞。
ふ‐さく【斧鑿】
1 おのとのみ。また、それで細工すること。 2 詩文などに技巧を凝らすこと。「其句の巧妙にして—の痕を留めず」〈子規・俳人蕪村〉