ゆう‐てい【郵亭】
宿場。旅館。旅宿。「道に沿いて処々に—を設けたり」〈鴎外訳・即興詩人〉
ゆう‐まい【雄邁】
[名・形動]気性が雄々しくすぐれていること。また、そのさま。「—な精神」「彼(か)の—にして輭優(せんゆう)を兼ねたるダンテをして」〈透谷・厭世詩家と女性〉
ゆうめいぐうりんか【幽明偶輪歌】
天沢退二郎の詩集。平成13年(2001)刊。「現代詩手帖」ほかに掲載された作品を再構成したもの。第53回読売文学賞詩歌俳句賞受賞。
ゆう‐れい【優麗】
[名・形動]上品で美しいこと。また、そのさま。「—な詩文」
ゆうれいのはなよめ【幽霊の花嫁】
《原題、(チェコ)Svatební košile》ドボルザークのカンタータ。1883年作曲。チェコの詩人カレル=ヤロミール=エルベンの詩に基づく。
ゆきあかりのみち【雪明りの路】
伊藤整による処女詩集。北海道在住時の大正15年(1926)に刊行。
ゆくくも【ゆく雲】
児玉花外の詩集。明治39年(1906)刊行。
ゆくはる【ゆく春】
薄田泣菫の詩集。明治34年(1901)刊行。
ゆびわとほん【指輪と本】
《原題The Ring and the Book》ブラウニングによる長編詩。1868年から1869年にかけて刊行。全12巻。17世紀のイタリアで実際に起きた殺人事件の裁判記録を素材とした作品。
ゆみとたてごと【弓と竪琴】
《原題、(スペイン)El arco y la lila》メキシコの詩人パスの詩論集。1956年刊。