えんなるうたげ【艶なる宴】
《原題、(フランス)Fêtes galantes》ベルレーヌの詩集。1869年刊行。18世紀フランスのロココ時代を代表する画家、アントワーヌ=バトーの絵に着想を得た22編の詩からなる。題名は、バ...
エー‐オー‐バルナブースぜんしゅう【A.O.バルナブース全集】
《原題、(フランス)A.O.Barnabooth, ses œuvres complètes》ラルボーの小説。1913年刊。架空の人物A.O.バルナブースの短編小説・詩・日記をまとめたという体裁...
エーレク【(ドイツ)Erec】
ハルトマン=フォン=アウエによる長編叙事詩。1180年から1190年ごろの成立。アーサー王伝説に属する作品で、若き騎士エーレクと、妃エーニーテ姫を中心とする物語。
おう【押】
[常用漢字] [音]オウ(アフ)(漢) [訓]おす おさえる 1 印をおす。署名する。「押印・押捺(おうなつ)/花押」 2 とりおさえる。「押収・押送・押領」 3 詩の韻をふむ。「押韻」 [名の...
おう‐いん【押韻】
[名](スル)詩歌などで、同一または類似の音韻をもった語を一定の箇所に用いること。韻を踏むこと。→脚韻(きゃくいん) →頭韻(とういん)
おう‐こく【鶯谷】
《「詩経」小雅・伐木から》鶯(うぐいす)が谷にいること。また、鶯のすむ谷。転じて、世の中にまだ名も知られず出世もしないこと。⇔鶯遷(おうせん)。
おうごんかいがんのかんしゅう【黄金海岸の慣習】
《原題Gold Coast Customs》シットウェルの長編詩。1929年刊。
おうごん‐じだい【黄金時代】
《golden age》 1 古代ギリシャの詩人ヘシオドスが人類の歴史を金・銀・銅・鉄の4期に分けた、その第1期。地上には永遠の春が続き、幸福と平和と正義に満ちた時代とした。 2 あるものの歴史...
おう‐しゅう【応酬】
[名](スル) 1 互いにやり取りすること。また、先方からしてきたことに対して、こちらからもやり返すこと。「杯の—が続く」「相手のやじに—する」 2 贈られた書状や詩歌などに返事をすること。また...
王事(おうじ)盬(もろ)きことなし
《「詩経」唐風・鴇羽から》王室の関与することは堅固であって敗れることはないということ。また、王の事業は堅固でなければならないということ。