おり‐な・い
[連語]《「おい(入)りない」の音変化。「おりゃる」の否定形》 1 「いない」の尊敬語。いらっしゃらない。「父母の—・い国へは、お帰りない法で候ふと云ふぞ」〈毛詩抄・三〉 2 「ない」「いない」...
オリンピック【Olympics】
1 古代ギリシャ人が、オリンピア祭の余興として催した運動・詩・音楽など各種の競技。古代オリンピック。 2 国際オリンピック委員会(IOC)が主催する、スポーツで最大の国際競技大会。フランス人クー...
オルフェ【(フランス)Orphée】
コクトーの戯曲。1925年執筆、1926年初演。ギリシャ神話のオルフェウスの物語を下敷きとする作品で、舞台を現代化し、詩人オルフェと王女の愛と死を幻想的に描く。1949年には作者自身の監督により...
オルフェウス【Orpheus】
ギリシャ神話で、詩人・音楽家で竪琴(たてごと)の名手。死んだ妻エウリュディケを連れ戻そうと冥界(めいかい)に下ったが、冥界の王ハデスとの約束に反して、後ろを振り向いて妻を見たため、望みを果たせな...
オルフェオものがたり【オルフェオ物語】
《原題、(イタリア)Fabula di Orfeo》イタリアの詩人・人文主義者、ポリツィアーノの詩劇。1480年、マントバの枢機卿フランチェスコ=ゴンザーガの求めにより書かれた作品。
オルフォイスにささげるソネット【オルフォイスに捧げるソネット】
《原題、(ドイツ)Die Sonette an Orpheus》リルケの詩集。夭折(ようせつ)した知人娘の手記に着想を得て書かれた55編のソネットからなる。1922年完成、刊行は1923年。オル...
おんがくによせて【音楽に寄せて】
《原題、(ドイツ)An die Musik》シューベルトの歌曲。1817年の作。F=ショーバーの詩に基づく。音楽のすばらしさとそれへの感謝を歌ったもの。楽に寄す。
おん‐し【音詩】
《(ドイツ)Tondichtung》標題音楽の一。詩的・文学的印象を表した楽曲。
おんすう‐りつ【音数律】
詩歌の、句ごとの音節の数で組み立てる韻律。五七調・七五調など。
おん‐ちょう【音調】
1 音の高低。 2 話し言葉における音の高低や調子。アクセントやイントネーションなど。 3 詩文における韻律。 4 音楽の曲節。