が【雅】
[常用漢字] [音]ガ(漢) [訓]みやび みやびやか 1 洗練されていて上品なこと。風流なこと。みやびやか。「雅趣・雅遊/温雅・閑雅・古雅・高雅・清雅・典雅・風雅・優雅」 2 正しい。「雅歌・...
が‐い【我意】
[名]自分一人の考え。自分の思うままにしようとする心持ち。わがまま。我(が)。「あくまでも—を通す」
[形動]《中世後期以降の口語》 1 自己中心で独断的な考えや意志を押し通そうとするさま。...
咳唾(がいだ)珠(たま)を成(な)す
《趙壱「刺世疾邪賦」から》かりそめに出た言葉も、珠玉のように美しいものである。詩文の才が非常にすぐれていることのたとえ。
がくよう‐ろう【岳陽楼】
岳陽市の城壁の西門楼。唐の開元年間、岳州府長官の張説(ちょうえつ)が才士たちと楼に登って作った詩や杜甫の詩などによって、洞庭湖眺望の絶景地として有名。
が‐さん【画賛/画讃】
山水画・頂相(ちんぞう)・禅画などの画中の余白に書き添えた詩・文章。讃。
ガザル【(ウルドゥー)ghazal】
ペルシアに起源をもつといわれるパキスタン、およびインドの準古典声楽。韻を踏んだロマンチックな恋愛の詩が、一般にウルドゥー語で歌われる。
が‐と【画図】
絵や図。絵画。「伝記より撰び出したる—を貼り付けたり」〈鴎外訳・即興詩人〉
が‐ふ【楽府】
1 中国前漢の武帝の創設した、音楽をつかさどる役所。 2 漢代に1が巷間から採集し、保存した歌謡、およびそれを模して作られた詩の一体。長句・短句の交錯する自由な詩形により、祭儀から日常生活に至る...
がふ‐だい【楽府題】
楽府2の題目。歌・行・歌行・引・曲・吟・辞・唱・怨などの種類がある。後世の詩人は、多くこれらに倣って楽府を作った。
が‐めい【雅名】
1 物の風流な呼び名。菊を隠君子という類。詩歌などで用いる。 2 「雅号(がごう)」に同じ。