きっ‐くつ【詰屈/佶屈】
[名・形動](スル) 1 かがまって、伸びがないこと。曲がりくねっていること。「—した老梅の幹」〈谷崎・春琴抄〉 2 堅苦しいこと。特に、文章や字句が堅苦しくてわかりにくいこと。また、そのさま...
きっくつ‐ごうが【詰屈聱牙】
[名・形動]《韓愈「進学解」から》文章や字句が堅苦しくて難解なこと。また、そのさま。「其角(きかく)、嵐雪(らんせつ)は人事を写さんとして端無く—に陥り」〈子規・俳人蕪村〉
きっ‐せき【詰責】
[名](スル)人の失敗や罪などを厳しく問いつめること。「わたしの怠慢を—するもののように思われた」〈荷風・雨瀟瀟〉
きっ‐たん【詰旦】
明日の朝。または、早朝。
きつ【詰】
[常用漢字] [音]キツ(漢) [訓]つめる つまる つむ なじる 1 問いつめる。なじる。「詰責・詰問/難詰・面詰・論詰」 2 かがまる。「詰屈」
きつ‐なん【詰難】
[名](スル)問いつめて責めること。難詰。
きつ‐もん【詰問】
[名](スル)相手を責めて厳しく問いただすこと。「遅延の理由を—する」
つまら◦ない【詰(ま)らない】
[連語]《動詞「つまる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》 1 おもしろくない。興味をひかない。「—◦ない映画」 2 とりあげる価値がない。大したものではない。「—◦ないものですが、お収めくださ...
つまら◦ぬ【詰(ま)らぬ】
[連語]《「つまらん」とも》「つまらない」に同じ。「—◦ぬことに悩む」「—◦ぬ絵に大金を払う」
つまり【詰(ま)り】
[名] 1 物が詰まること。また、詰まっている度合い。「排水溝の—」「袖丈(そでたけ)の—ぐあい」 2 いろいろと経過して行きつく最後のところ。事の結末。果て。終わり。「とどの—」「身の—」「...