ぼう‐し【某誌】
ある雑誌。名称が不明な場合や名称をふせる場合などに用いる。
ぼ‐し【墓誌】
金石に死者の事跡などを記して墓中に納めたもの。また、墓石に死者の事跡などを記した文。
まちのはくぶつし【街の博物誌】
河野典生による幻想的短編小説集。昭和49年(1974)刊行。昭和54年(1979)には続編を刊行。
マネー‐し【マネー誌】
個人投資家を対象に、市場の最新情報を掲載する雑誌。
みんぞく‐し【民族誌】
特定の民族集団の文化・社会・環境など生きている世界についての具体的な記述。エスノグラフィー。
むりょう‐し【無料誌】
⇒フリーマガジン
めいろくざっし【明六雑誌】
明六社の機関誌。明治7年(1874)3月創刊、政府の言論弾圧により、翌年11月第43号で廃刊。広く社会・学術全般にわたる記事・論文を掲載、啓蒙思想の指針となった。
やまとこじふうぶつし【大和古寺風物誌】
亀井勝一郎による評論。昭和18年(1943)刊。左翼文学から退き、日本の古典作品や仏教思想に傾倒するようになった著者が、大和(やまと)路の古刹(こさつ)を訪ねた感慨を文明批評としてまとめたもの。
りくごうざっし【六合雑誌】
明治13年(1880)小崎弘道・植村正久らがキリスト教青年会の機関誌として発刊した雑誌。思想・文学・教育・政治・社会にわたる革新的論文を掲載した。
りゅうきょうしんし【柳橋新誌】
成島柳北の随筆。3編。明治7年(1874)初・2編刊。初編は幕末の江戸柳橋(やなぎばし)の花街風俗を描き、2編は明治維新後の柳橋を舞台に文明開化を風刺したもの。3編は発行禁止となり、序文だけが残る。