いざ‐ない【誘い】
いざなうこと。さそい。勧誘。「音楽会への—」
いざ‐な・う【誘う】
[動ワ五(ハ四)]《「いざ」は勧誘する意の感動詞。「なう」は接尾語》さそう。勧める。「旅に—・う」「源氏物語の世界へ—・う」
おこつ・る【誘る】
[動ラ四]だまして人をさそう。また、機嫌をとる。「このふみの、けしきなく—・り取らむの心にて、あざむき申し給へば」〈源・夕霧〉 [補説]仮名遣いは「おこつる」か「をこつる」か不明。
をこつ・る【誘る】
[動ラ四]⇒おこつる
おびき‐い・れる【誘き入れる】
[動ラ下一][文]おびきい・る[ラ下二]だましてさそい入れる。「敵を難所に—・れる」
おびき‐だ・す【誘き出す】
[動サ五(四)]だましてさそい出す。「おとりを使って—・す」
おびき‐よ・せる【誘き寄せる】
[動サ下一][文]おびきよ・す[サ下二]だまして近くに引き寄せる。「集魚灯でイワシを—・せる」
おび・く【誘く】
[動カ四]だましてさそう。また、引き寄せる。現代語では「おびきだす」「おびきよせる」など、複合して用いる。「客(てき)を—・くは日文(ひぶみ)の迎ひ」〈人・辰巳園・四・序〉 [補説]歴史的仮名遣...
さそい【誘い】
さそうこと。勧誘。また、誘惑。「—がかかる」「敵の—にのる」
さそい‐あ・う【誘い合う】
[動ワ五(ハ四)]お互いに誘う。「友人と—・って旅に出る」