か‐ご【歌語】
特に和歌に用いられる言葉や表現。「鶴(つる)」を「たず」と表現する類。うたことば。
か‐ご【華語】
中国語。主としてシンガポールなど東南アジアで用いられる中国語の標準語をさす。
か‐ご【訛語】
標準語と音韻上の違いのある言葉。なまった言葉。訛言(かげん)。
かさく‐ものがたり【仮作物語】
虚構の物語。作り物語。フィクション。
かぜにつれなきものがたり【風につれなき物語】
鎌倉時代の物語。最初の1巻のみ現存。作者未詳。文永8年(1271)以前の成立とされる。権中納言を主人公に、恋愛と人生のつれなさ、はかなさを描いたもの。風葉集に本書の歌42首を収録。
かたかな‐ご【片仮名語】
《多く「カタカナ語」と書く》片仮名で表記される語。主に外来語をさすが、和製英語についてもいう。
かつ‐ご【活語】
1 現在用いられている言葉。⇔死語。 2 活用語をいう古い名称。
かつよう‐ご【活用語】
活用する単語。日本語では、動詞・形容詞・形容動詞・助動詞の総称。
かつよう‐れんご【活用連語】
活用する連語の意で、助動詞が他の語のあとについたもの。一つの用言とほぼ同じ機能と用法をもつ。「花だ」「書いた」「歌わされる」の類。
かな‐ほうご【仮名法語】
仮名文、または漢字仮名まじり文でやさしく説明した仏教の教義。源信の「横川法語(よかわほうご)」、法然の「一枚起請文(いちまいきしょうもん)」など。