よみ‐ぞめ【読(み)初め】
新年に、はじめて書物を読むこと。《季 新年》「—や読まねばならぬものばかり/万太郎」
よみ‐た・てる【読(み)立てる】
[動タ下一][文]よみた・つ[タ下二]声高に読む。読み上げる。「廿一日のくだりを—・てるに」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
よみ‐だ・す【読(み)出す】
[動サ五(四)] 1 読み始める。「小説を—・す」 2 「読み込む3」に同じ。「データファイルを—・す」
よみ‐ちが・える【読(み)違える】
[動ア下一][文]よみちが・ふ[ハ下二]まちがって読む。読みあやまる。「文字を—・える」「消費動向を—・える」
よみ‐ちら・す【読(み)散らす】
[動サ五(四)] 1 いろいろな本を手当たりしだいに読む。あちらこちらの文章を少しずつ読む。「詩集から学術書まで—・す」 2 (「詠み散らす」とも書く)気分に任せて歌をどんどんよむ。「歌詠みとて...
よみ‐つ・く【読み付く】
[動カ四]「読み付ける」に同じ。「よろづの草子、歌枕…—・きたる筋こそ」〈源・玉鬘〉 [動カ下二]「よみつける」の文語形。
よみ‐つ・ける【読(み)付ける】
[動カ下一][文]よみつ・く[カ下二]いつも読んでなじんでいる。読みなれる。「—・けた新聞」
よみ‐て【読(み)手】
1 文章を読む人。また、読む役の人。「宣誓書の—」 2 歌ガルタで、読み札を読む役の人。取り手に対していう。 3 (「詠み手」とも書く)詩歌、俳句などの作者。また、詩歌の上手な作者。
よみ‐で【読みで】
読みごたえのあること。「短くて—がない」「内容が乏しく—がない」
読(よ)みと歌(うた)
「歌と読み」に同じ。