かい‐せい【諧声】
1 よく調和する声。 2 漢字の六書(りくしょ)の一。形声(けいせい)の異称。
かい‐ちょう【諧調】
調和のよくとれた音・調子。全体がしっくり溶け合った調子。「秋の森の複雑な色の—は」〈寅彦・写生紀行〉
かい‐わ【諧和】
[名](スル) 1 やわらいで親しみあうこと。調和。 2 音楽の調子などがよく整っていること。「しかし彼らの声は…明るいピアノの旋律と何とよく—したであろう」〈椎名・永遠なる序章〉
かくちょう‐は【格調派】
中国の詩で、盛唐の詩に学んで、格(体裁)と調(声調)との調和した品格の高さを理想とした流派。清の沈徳潜(しんとくせん)が提唱し、明の李夢陽(りぼうよう)・何景明(かけいめい)・李攀竜(りはんりょ...
か・す【和す】
[動サ変] 1 混じり合う。混じり合わせる。調和させる。「失敬の挨拶は、ゴツサイの掛声に—・し」〈逍遥・当世書生気質〉 2 気持ちがなごむ。また、なごませる。やわらげる。「酔(ゑ)ひに—・してこ...
かみ‐あわ・せる【噛み合(わ)せる】
[動サ下一][文]かみあは・す[サ下二] 1 上下の歯を合わせてかむ。「歯を—・せる」 2 獣などを互いにかみつかせる。激しく争わせる。「土佐犬を—・せる」 3 歯車などの凹凸の部分をぴたりと合...
カラー‐アレンジメント【color arrangement】
2種以上の色の組み合わせにより、単色では表現できない調和や対比の美を表現し、ある特別の効果を生み出すこと。カラーコーディネーション。
カラー‐コーディネーター【color coordinator】
都市空間、建築、環境、インテリア空間、ファッション、商品などの分野で、調和のとれた心地よい色彩計画を考案する人。
かん‐しょく【間色】
1 原色と原色との間の、柔らかい感じの色。2種以上の原色の混合によって生じる色。中間色。 2 画面の調和を保つため、光の当たっている部分と陰とを、柔らかくつなぐ色。 3 正色(せいしょく)以外の...
寛猛(かんもう)相済(あいすく)う
《「春秋左伝」昭公二十年から》政治には寛容と厳格との調和が必要であるということ。