しらべ‐の‐お【調べの緒】
鼓の両面の革と胴とを固定する麻ひも。鼓を打つときに、締めたり緩めたりして調子を整える。
しら・む【白む】
[動マ五(四)] 1 白くなる。特に、夜が明けて空やあたりが薄明るくなる。「東の空が—・む」「半ば—・みたる髪」〈鴎外・舞姫〉 2 興がさめる。しらける。「座が—・む」 3 衰える。「晴明が土御...
しり‐あがり【尻上(が)り】
1 後ろまたは終わりのほうが上がっていること。「横書きの字が—に並ぶ」⇔尻下がり。 2 物事の状態があとになるほどよくなっていくこと。「—に調子が出る」⇔尻下がり。 3 言葉のあとのほうの音調が...
尻馬(しりうま)に乗(の)・る
分別もなく他人の言動に同調して、軽はずみなことをする。人のあとについて、調子に乗ってそのまねをする。「—・って騒ぐ」
しり‐だか【尻高】
言葉の終わりの方の調子が高くなること。「—の語調」
しんき‐しょう【心気症】
身体表現性障害の一つ。自分の健康状態やからだの調子に異常にこだわり、重大な病気にかかっているのではないか、などと心配する。診察を受けて身体的疾患はないと診断・説明されても容易に納得しない。ヒポコ...
しんこきん‐ちょう【新古今調】
新古今和歌集にみられる特徴的な歌のよみぶりや歌の調子。一般的には、情調的な諸要素が複合した、絵画的、物語的、象徴的な歌風で、余情・妖艶(ようえん)を尊ぶ。格調は韻律的で、初句切れ・三句切れ・本歌...
しん‐ちょう【新調】
[名](スル) 1 新しく作りととのえること。また、そのもの。「スーツを—する」 2 新しい調子。特に、音楽の新しい調べ・楽曲。新曲。
シー‐ちょう【C調】
1 音楽で、ハ調。 2 軽薄で、調子のよいこと。 [補説]2は、ハ調の音階が明るく調子のよいことから、また、「調子」の倒語からともいう。
じゃか‐じゃか
[副] 1 楽器などがやかましく鳴る音を表す語。「ギターを—鳴らす」 2 物事が勢いよくたてつづけに行われるさま。また、調子よく物事を行うさま。「メールが—送られてくる」