ちょうおん‐たい【調音体】
ある音を発音する際、積極的にその音の調音活動にかかわる音声器官。[t][d]を発音する際の舌の類。
ちょうおん‐てん【調音点】
発音に際して、音声通路に閉鎖や狭めがつくられる箇所。英語では、[k]の調音における軟口蓋、[s]の調音における歯茎など。
ちょう‐がく【調楽】
1 舞楽を公式に奏する前の練習。試楽。 2 賀茂神社・石清水(いわしみず)八幡宮の臨時の祭りに行う舞楽を、楽所で予行練習すること。
ちょう‐きょう【調教】
[名](スル)動物を目的に応じて訓練すること。「盲導犬として—する」「—師」
ちょう‐ぎ【嘲戯/調戯】
[名](スル)あざけりたわむれること。からかうこと。「もろ人の—は一身に聚(あつ)まる習なり」〈鴎外訳・即興詩人〉
ちょう‐ぎ【調義/調儀】
工夫・策略をめぐらすこと。また、その才知。「諸事につきて、その身—のよきゆゑぞかし」〈浮・永代蔵・一〉
ちょう‐げん【調弦】
[名](スル)弦楽器の弦の音律を調えること。
ちょう‐こう【調光】
[名](スル)照明の明るさを調節すること。「曲調に合わせて—する」「—器」
ちょう‐こう【調貢】
みつぎもの。貢調。
ちょう‐こう【調香】
[名](スル)新たな香水などを作り出すために、複数の香料を調合すること。