せいだん【政談】
江戸中期の政治論。4巻。荻生徂徠(おぎゅうそらい)著。享保年間(1716〜1736)成立。幕政の危機について幕府要人の諮問に答える形式で、政治・経済・社会の問題点と対策を説いたもの。
せい‐だん【清談】
1 中国の魏晋時代に知識人の間に流行した老荘風の高踏的な哲学議論をいう。晋代の「竹林の七賢」の清談は特に有名。 2 世俗を離れた、趣味・芸術・学問などの高尚な話。
せんてつそうだん【先哲叢談】
江戸後期の評伝。8巻。原善(念斎)著。文化13年(1816)刊。江戸時代の儒者72人の伝記を年代順に記述したもの。
そう‐だん【叢談】
いろいろの物語を集めたもの。「新聞の—を論じ」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
そう‐だん【相談】
[名](スル) 1 問題の解決のために話し合ったり、他人の意見を聞いたりすること。また、その話し合い。「—がまとまる」「—に乗る」「友人に—する」「身の上—」 2 どう行動するかを決めるのに、何...
ぞう‐だん【雑談】
[名](スル)《古くは「ぞうたん」》「ざつだん(雑談)」に同じ。「追懐の—は無邪気な笑い声に交って」〈藤村・破戒〉
ぞくこじだん【続古事談】
鎌倉時代の説話集。6巻。作者未詳。建保7年(1219)の成立とされる。「古事談」をまね、史話・故事・伝説などを仮名文で記したもの。
ぞく‐だん【俗談】
俗事についての話。世間話。
たい‐だん【対談】
[名](スル)向かい合って話し合うこと。また、ある事柄について二人で話し合うこと。対話。「政治改革をテーマに—する」→鼎談(ていだん)
だん【談】
あることについて話をすること。また、その話。「関係者の—によると」「成功—」